コースタルウェスタンレッドシダーで手作りの高耐久ウッドデッキのdiy製作

北米の先住民族たちは、シダーの又の名を『命の木』と呼び崇拝してまいりました。当時の生活に欠かせない、カヌーやトーテムポール、住居部材に古くから使用されて参りました。レッドシダーは低伸縮性と木材繊維の安定性故に割れ・反り・ねじれ等の『木の暴れ』が非常に少ないという特性があります。
日本ではこの特性を生かし、固有のネズコの代用として、襖の枠や、建具、造作材として主に内装用として使用されておりました。そして昨今のウッドデッキブームで、もようやく外構使用に非常に適した材料でも有るという認識が広まりました。適切に手入れを行えば、屋外でも１００年以上の耐久性が既に実証されております。シダーは非常に強い天然油成分を含んでおり、防腐性は勿論の事、その独特なアロマティックの香りは除虫効果も備えております。その証拠に、コースタル・ウェスタンレッドシダーは丸太からの製材された後に、一切防カビ材を塗布しません。確かに、高耐久の材木は沢山ありますが、製材直後から一切薬を使用していないコースタル・ウェスタンレッドシダーはやはり、最高級のウッドデッキ材料なのです。

エムズは地球の事を考えて、シダーを提案します。確かに広葉樹はメンテナンスが楽(不要ではありません）です。『海水中で100年持つ』とキャッチフレーズもついてます(因みに海水中には地中の様に木を食すバクテリアが存在しません。海に浮かぶ流木は腐っていませんよね？　当然海水中の方が直射日光も受けず、木は長持ちするのです。本当に木を知っている人ならこんな事は常識です。）　しかし、京都議定書会議では、日本の住宅の平均寿命は(因みに欧米の住宅寿命は平均で75～76年です。)26年という驚く程短命な烙印をおされましたが、世界の住居用・商業施設用の外構木材の半分近くにシダーが選ばれているのです

世界で最高水準の森林伐採規定を設けているカナダ国とBC州政府。この地域から出材するウェスタンレッドシダーは、伐採制限と植林の義務を指針とする森林保護法は勿論の事ですが、河川法・沿岸保護法・動物保護法等と厳しい管理を受けております。それ故、材木の違法伐採が原因による、天災被害(地すべりや、地球温暖化)とは無縁です。又、材木の密貿易による犯罪行為への知らずに加担すると言うこともございません。